日本人論って

よく見かけるのは、
日本人ってXXXだよね。
という、たいていの場合はアメリカ人と比較しての論評。だから日本はダメなんだ。とか、このままだと日本はダメになる。とか。

自国民について、ネガティブなところを論評する風潮は日本だけなのだろうか。それとも他の国でも同じような風潮があるのだろうか。とモヤモヤするのです。

論評するのは良いが、たいていの場合は、自分は違うけど、そういうのが問題だと思っている、そういうのが日本人だよね。
みたいな、上から目線な表現。それを論評してどうするの?って。

今日読んでいた、谷本真由美(めいろま)さんの「不寛容社会 」と言う本では、ご本人がいろんな国に住んだことがあるので、少しネガティブな日本人の面を他の国の人も持っているという箇所が、やっぱりなー。と思えてよかった。ムラ意識が強いのは日本ばかりじゃない。イタリアもスペインも、そしてインドそうらしい。

 

このホッとする気持ちの正体は何だろうとも思うが、とにかくホッとしました。